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あなたはどっち!?守りの特許と攻めの特許

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あなたはどっち!?守りの特許と攻めの特許

2020.03.12

 

攻めと守り?

特許には使い方が2通りあるのをあなたは知っていますか?

特許という武器は、剣としても盾としても使えるのです。
特許は経営をしていくための武器ということを現しています。
さて、特許は、剣にも盾にもなる、とはどういうことでしょう。

剣になるというのは、攻撃につかえるという特許ということで、
これを「攻めの特許」と呼びます。

逆に、盾にできるというのは、守備に使える特許ということで、
「守りの特許」と呼びます。

そのまんまですね。でも、意識しておかないと特許を使えるようにはなりません。

「守りの特許」

さて、「守りの特許」から説明していきましょう。
守りの特許とは、自社の製品を他社の模倣から守る特許です。
自社の製品と似たような製品を他の会社が販売しはじめたら、
お客さんが他社に流れて行ってしまって、販売が減ってしまうかもしれません。

そういったことがないように、他社に対し

「模倣品の販売は止めてください」

と訴えるための、法的根拠としての特許となり得ます。
自社を模倣品から守るための守備的な盾としての役割があります。

どちらかというと、この特許の使い方が、日本では一般的な使われ方なのです。

「攻めの特許」

逆に、特許の「剣」の側面「攻めの特許」とはなんでしょう。
「攻める」ということは、他社の領域に攻め入るということです。
一般的な使われ方から一歩進んだ用途となります。

イメージがしやすいように、自動車メーカーが、自動車の特許をとるのが、守りの特許。
これ「当たり前」と思っている方も多いかと思いますが、逆に、タイヤの特許を取るのが、
「攻めの特許」ということです。

よくわからない?
そうですね、一般的には特許は「守るべきもの」がある大企業だけのもの
という考え方が日本では常識となっているからです。

自動車メーカーも大企業ですが、自動車の特許を取るのは、
当然、ライバルの自動車メーカーに似たような自動車を製造されたくないですよね。

これはわかりやすい。

しかし、タイヤの特許は、別に自動車会社がタイヤを作っているわけではないので、
タイヤの特許まで取る必要はないと考えるハズです。

そう。

もうお気づきかもしれませんが、これが「攻めの特許」です。

自動車メーカーはタイヤを製造するわけではないですが、
タイヤメーカーに特許を有償で貸す契約(これをライセンス契約と呼ぶ)をすることで、
タイヤメーカーは、その特許に関連する技術でタイヤを製造することができる。

自動車メーカーはライセンス料金を受け取ることで、両者winwinの形を生み出すことができるのです。

このように特許技術を用いて製造した製品が高く売れるのであれば、
特許のライセンスをうけてでも(有料でも)そのタイヤを製造したいわけです。

どちらを優先する?

守りの特許、攻めの特許、なんとなく違いがわかって頂けたでしょうか。最後に少しだけ。

守りの特許と攻めの特許、どちらを優先させるべきでしょう?

その答えは、

基本は、「守りの特許」優先

です。

なぜなら、いくら「攻めの特許」で積極的な経営をしても、
本業の商品(ここでは自動車)の模倣品が出てきてしまって、本業が立ち行かなくなったら、
自動車メーカーがタイヤの特許ばっかり取得していた、自動車の模倣品がいっぱい出てきたら。

そんな事態に陥ったら、本末転倒ですよね。

ただし、「守りの特許」は、その効果が見えにくいですよね。
類似品が出てこないのは、他者が真似できてないのか、真似しないのか、わかりにくいからです。

特許を取ろうかなと思ったときは、「守りの特許」なのか、
攻めの特許か意識しながら特許出願の出願書類を作成することが極めて重要になってきます。

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